1歳3ヶ月差の二人目妊娠生活を振り返る


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1歳3ヶ月差の二人目妊娠生活を振り返る

こんにちは、お久しぶりです。ケイです。
2018年6月に無事二人目を出産しました。上の娘とは1歳3ヶ月差、年子です。
娘の世話に、つわり、切迫早産、一時保育に出産本番・・・過ぎてしまえば『無事』の一言で済んでしまう妊娠生活ですが、振り返るといろいろなことがありました。たくさんの人の力を借りて、何とか乗り切った妊娠期間。その詳細をきちんと文章で残すことが誰かの為になると感じ、記事にまとめることにしました。4コマ漫画にも描きおこしていますので、読みやすい方をお選びください。年子妊娠・二人目妊娠の体験談として参考になれば幸いです。

マタニティ4コマ漫画第2シーズン

二人目妊娠のタイミングについて考えたこと

年子は大変とよく言われますが、私はあえて年子を選択し、運良く授かることができました。 その理由は『できるだけ早く復職したいから』です。私は、数年前にオーバーワークで退職しました。もともと仕事が好きな人間なので、できればまたフルタイムでがっつり働きたいと思っています。しかし、子どもは絶対2人以上欲しい。 それならば、大変だと分かっていても短期間で子育てに集中できる年子育児を頑張るしかない!上の娘が3月生まれで年子でも2学年差になること、そして生理再開が早かったことが後押しして、産めるなら産んでしまおうと考えました。

【年子妊娠初期】つわりと授乳で体重激減

離乳食とつわり

個人差が大きいつわりですが、私は一人目妊娠の時より程度が軽く、短期間で終わりました。しかし、炭酸水を飲むだけでは済まないのが二人目妊娠の辛いところ。上の娘は生後9ヶ月で、3回の離乳食を準備しなければなりませんでした。私が最も辛かったのは主食のお粥づくりです。でも避けられない。娘の食事だけはきちんと用意しましたが、自分はまったく食べないこともありました。

妊娠中の授乳の是非

生後9ヶ月は、まだまだ授乳真っ盛りの時期。妊娠が発覚する1ヶ月程前に夜間断乳に成功していたのが救いでしたが、まぁ日中だけでも飲むわ飲むわ。完全母乳でしたし、つわりで食欲が失せていたのもあって体重が激減しました(-5kg!)。妊娠中の授乳について産婦人科の先生に相談したところ、今まで通りでよいと言われたので継続して授乳していました。

それでも、妊娠の経過によっては、ある日突然断乳を指示されるかもしれません。そうなった時が一番娘が可哀相だと思い、1歳前にゆるやかに断乳していこうと決意しました。

【年子妊娠中期】超行動的妊婦

断乳、体重激増、ずさんな管理

1日の授乳回数を4回、3回と減らしていき、寝る直前の1回だけとなったのが生後10ヶ月の後半。最後のおっぱいの日を決めて、娘には「あと●日で終わりだよ」と語りかけながら授乳しました。生後10ヶ月で、どれくらい日本語が分かっていたのか分かりません。が、最後の授乳の日以降、おっぱいをせがまれることはありませんでした。

つわりがおさまり、授乳の必要もなくなった結果、体重が激増しました。-5kgの貯金は一瞬で消え去り、案の定、健診で体重について指摘されることに。一人目の時は毎日体重計に乗って一喜一憂していたのですが、体重管理のモチベーションが何故かまったく上がりません。

体重はどんどん増え、お腹も早々に前に出てきました。1ヶ月で2kg増ペース。やばい、けど何もしない。極めつけは、ボタンを押すのが楽しい時分の娘に体重計を破壊されたことです。結局修理せず、産後の今でも我が家の体重計は壊れたままです。

片手抱っこにベビーカーで階段を昇る妊婦

娘はお出かけが大好きな子だったので毎日外出していました。片手で抱っこして、ベビーカーを反対の手に抱え、階段を昇り降りするのが日常です。一番負荷が大きかったのは、娘の体重が9kgを超えた頃でしょうか。まだ歩くことができなかったので抱えるしかなかったのですが・・・重かった。1歳になって歩けるようになったので、上手いこと言って自分で歩かせ、抱っこを控えるように努力しました。

妊娠中はとにかく眠い。二人目妊娠だと眠くても寝てる暇がないと言いますが、私は寝ました。いや、寝落ちしてました。娘に何をされようと、のしかかられようと髪の毛を引っ張られようと、死んだように寝てしまいました。そのせいで、眼鏡が4つも犠牲になりました・・・

一人目妊娠の時に、重いものを持ったり激しい運動を避けたりしたことが嘘のようです。あれは何だったのかと自分に問いたい。そうして、安定期の間は何の問題もなく、あっという間に過ぎていきました。

【年子妊娠後期】切迫早産で自宅安静、鬱状態に

自宅で安静にできずイライラする日々

妊娠後期に入った頃、子宮頸管が短期間で非常に短くなり、切迫早産と診断されました。自宅安静を指示されますが、それまで毎日のように外出し、抱っこして遊んで、世話をしていた日々を変えることができませんでした。横になって安静にしようとすると、娘が「一緒に遊べ!」「私に構え!」と怒りをぶつけてくるのです。 退屈による娘のイライラと、安静にできない私のイライラがぶつかって、鬱状態に陥っていきました。『今の最優先は赤ちゃんをお腹できちんと育てることだ!』何度も何度も繰り返し自分に言い聞かせて、寝転び続けました。娘と何をして過ごしたらいいか分からなくなり、毎日時間が経つのがとても遅く感じました。

鬱々とした状態で実母にヘルプ

お腹がますます大きくなってきた妊娠9ヶ月の頃。1歳2ヶ月の娘は文句なく食べていたものを突然拒否して投げまくるようになりました。豆腐に鶏肉、おやき、人参、かぼちゃ。あぁ一生懸命つくったのに・・・。手に付くのが嫌で握っていない白米を食べると、隣にいる私でご飯粒を拭いてきます 。イヤイヤ期がもう来たのか!?と言わんばかりの我が儘っぷりに私は限界でした。そして、実母にヘルプを出しました。

実母には、もともと産後に手伝いに来てもらうようお願いしていたのですが、産前から手伝ってほしいという私の依頼を受け入れてくれました。それだけでどれほど気持ちが楽になったことか。実家はかなり遠方なので、簡単に往復できません。一度来てもらったら産後の床上げまで手伝ってもらうことになります。本当に母には感謝してもしきれません・・・!

一時保育と実母保育

母が手伝いに来てくれるまでの数日間、旦那に休んでもらったり、保育園の一時保育を利用して何とか凌ぎました。一時保育を利用するには事前の登録が必要なのですが、このような事態をまったく想定していなかったので当然のように登録していませんでした。私の場合、1歳児でも一時保育を受け入れてくれる保育園が運良く近くにあったので本当に良かったです。待機児童問題が取り沙汰されるご時世。なかには、一時保育は2歳以上と限定していたり、そもそも受け入れていなかったりする保育園もあります。元気なうちにしっかり調べておくことが大事だと痛感しました。

母が来てからはようやく自宅で安静にすることができました。娘は、はじめ距離をとって母のことを観察していましたが、2週間もすれば母の布団に潜り込むほど慣れてくれました。家事だけでなく、新生児服の水通しなどの赤ちゃんを迎える準備までしてもらい、何とか正産期を迎えることができました。全生活を立て直してもらったのです。

1歳3ヶ月の娘の変化

正産期になって、私の精神状態が落ち着いてきたからでしょうか。娘の我が儘も落ち着いてきました。冷静に娘のことを考察すると、娘は『母の変化』を感じ、危機感を訴えていたのだと思います。実際、私は変化しました。抱っこしなくなったし、寝てばかりだし、一緒に遊ぶ時のエネルギーもないし、だめって怒る時も力がないし、娘の速さに追いつかない。お腹が張るから安静にしたいと思うし。やる気パワー減退中の私が、娘に食べ物を投げ散らかされ、更に脱力して無気力になってしまい、半分無視されているような状況に娘が困る。そんなことを繰り返して、娘は「ちゃんと向き合え!可愛がれ!」と要求するようになったのです。

【年子妊娠出産】予定日より2週間も早く出産

想定外のおしるし・破水

一人目のお産の時は、おしるしも破水もなく、陣痛の間隔だけを頼りに病院に行きました。今回は、37週6日でまさかのおしるし・破水。一人目の時と同じだと思い込んでいたので、とても驚きました。その後、病院に行き、38週0日で出産。予定日より二週間早く出てきたことを思うと、切迫傾向にあったことは間違いなく、頑張って安静にしていた意味があったと感じました。

おしるしがあってから出産するまでたったの1日。あれよあれよとお産が進んだので、まわりの準備ができていませんでした。私が産後入院している間、上の娘は旦那と母に預けて面倒を見てもらう予定だったのですが、あまりにも急に、しかも予定より2週間も早く産まれたので、仕事の調整が大変だったようです。私は任せるしかないのですが、周囲の協力がなければ何もできないのだと改めて感じました。

二人目妊娠生活全体を振り返って思うこと

予定日では「1歳4ヶ月差」が実際には「1歳3ヶ月差」に

出産予定日で計算すると「1歳4ヶ月差」の年子の予定でしたが、2週間早く産まれたため実際には「1歳3ヶ月差」となりました。1歳3ヶ月と1歳4ヶ月。変化の大きい1歳児の1ヶ月は大きいです。この違いによって、二人の子どもにどのような影響が生じたのでしょうか。娘は結局、私のお腹が何故大きくなっていたのか分からなかったようですが、1ヶ月遅かったら違ったかもしれないなどと、もしものことを想像してしまいます。

何が起こるか分からないので、一時保育の登録をしておくべき

妊娠出産に限らず、保育園の一時保育の登録はしておくべきだと思います。実際に利用するかどうかはともかく、登録をしておかないことには利用することもできません。そして、いざ利用したいと思った時には登録すら行けない事態に陥っているかもしれません。できれば、一度、二度、実際に預かってもらう経験をしておくとベストでしょう。といっても、預けるってなかなかできないんですよね・・・お金もかかるし。なので、登録だけ。登録だけでもしておきましょう!

思い切って頼れるものは何でも頼ろう

実母にヘルプを出すことは、私にとって非常に悩ましいことでした。それでも、来てもらって本当に良かった。助かりました。今、産後2ヶ月を過ぎても何とか生活を維持できているのは母が頑張って整理整頓してくれたおかげです。母だけではありません。旦那、義母、市の保健師、子育て支援センター、育児相談員、保育園、産院。使えるものをいっぱい使いました。愚痴を言ったり、不安な気持ちを話すだけでも大きく変わりました。そうやって周りを巻き込んで、妊娠期間を乗り越える。それでいいのです。新しい命を育むことは大変なことなのですから。感謝の気持ちを持って、頼れるものを頼りましょう!

最後に

年子育児は最初が大変といいますが、良いこともあります。一人目の育児の記憶が新しいので身体がいろいろ覚えてますし、赤ちゃんが二人いるのも可愛いし。働く女性が増えるにつれ、私と同じように年子育児を選択する方も増えるのではないかと思います。できるだけ具体的に書いたつもりです。少しでも見通しが立つように、参考にしていただければ嬉しいです。